上海証券取引所

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中国の上海市にある、アジアを代表する証券取引所。深(しんせん/シェンチェン)証券取引所と並び、中国本土の2大証券取引所の一つである。非営利法人で、中国証券監督管理委員会(証監会)が直接管理している。中国語の名称は上海証券交易所で略称は上交所、英語名の略称はSSE。1990年11月に設立され、同年12月から営業を開始した。アジア企業の急成長を反映し、2009年に売買代金で東京証券取引所を上回ってアジアでは首位、世界では3位になった。2013年末時点の上場企業数は953社で、上場企業の株式時価総額は世界第7位の2兆4969億ドルである。
原則として中国人向けのA株市場と、外国人も売買できるB株市場がある。A株市場には、エネルギーの中国石油天然気集団(CNPC)や中国石油化工(Sinopec)、金融の中国工商銀行など時価総額の大きな国有企業が上場している。売買は人民元建てで情報開示も中国語のみであり、外国人は「適格機関投資家」を除き原則売買できない。日本の投資家がA株に投資するには、証券会社が販売するA株を組み込んだ「A株ファンド」などを購入する手法がある。B株市場はアメリカドル建てで売買し、外国人も売買できるが、優良企業が少なくきわめて小規模である。中国の代表的な株価指数である上海総合指数は、上海証券取引所に上場するA株とB株すべての時価総額を加重平均したもの。1990年12月19日の時価総額を100として指数で表す。2014年9月時点で、外国企業は上場できないが、2020年までの長期計画に外国企業向けの新市場創設を盛り込んでいる。

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について

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